憑依体質?

此処は関西のとある都市のとあるJRの駅。
JRと某私鉄の乗換駅であるこの駅は、戦時中は近くに旧日本軍の施設があり、空襲で焼け野原になった地区がある。
この駅のある場所には未成仏霊がいて、時々トラブルの原因になっているらしい。

未成仏霊A 『げ、こっち来るのM2じゃね?』
未成仏霊B 『ほんとだ。ヤベ、俺今日はお札持ってきてねーし』
未成仏霊A 『え、お前、逆憑依体質って言ってなかったっけ?』
未成仏霊B 『マジかよ、徐々に引っ張られてるし。悪いけど、除人頼んどいてくれる?』
未成仏霊A 『わかった。』

一方、M2宅では。
M2 『ただいま。なんか電車の乗り換えあたりから異様に肩凝った。』
M2嫁 『またなんか変なの憑けてきたの?』
未成仏霊B (変なのよばわりかよ)
M2 『勘弁して欲しいよな、全く。』
未成仏霊B (その言葉、そっくりお返しします。)

てな具合で、憑依体質って迷惑だったりして。

出張中のビジネスホテルで

書こうかどうしようか迷ったのであるが、書くことに決めたのである。

晩飯を済ませて部屋に戻り、気分よく風呂に入った。
上機嫌で『与作』などを口ずさみながら体を拭き、浴室(ユニットバス部分)から出た時のことである。
視界の端に立ってこっちを眺める人影が映った。
目の錯覚かもしれない。


ただ、私にはこんな経験がある。
確か、1990年前後であった。
当時、私が所属する研究所でコンピューター制御システム搭載のテストプラントを立ち上げるチームに所属していた私は、横浜からモノレールで数分のところにある、コンピューターシステムメーカーの訓練施設でトレーニングを受けていた。
訓練施設内の宿泊施設が満員だったために、ホテルを確保してくれていた。
それは、『バンドホテル』と言う歴史のあるホテル(今は無い)であった。

宿泊初日の夜、金縛りにあった。
誰かが馬乗りになり、私の左胸に指をくいこませようとしてきた。
心臓をつかみだそうとしているようであった。
怖いよりも、寝ているのを邪魔されて頭にきた私は、難とか逃れようとあがき、力ずくで首の金縛りを外して頭突きをかました。
しばらくして馬乗りになっていたものは消えた。

翌日の夕方、中華街で食事を終え、適当に歩き回っていた時に目についた雑貨屋さんのような店で売っていた水晶(石ころ大、ペンダント紐を通す穴があった)を買い、皮ひもを買った(思い付きで)。
それを身につけて寝た(さすがに首から外してポケットに入れた)のであったが、それ以降は金縛りには合わなかった。
頭突きの効果か、水晶の力かは定かではないが、1週間の宿泊研修を終えて帰宅した。



たぶん目の錯覚だろうと思うのであるが、怖がっても仕方ない。
そして怖がってはいないのであるが、人ならぬ存在であれば面倒である。
念のため、『とっとと帰れ!○すぞ!』
と言い捨てて、酒を飲み、寝てしまった。
翌日からは変わったことはなかったのであるが、実際は以下のどれかではないかと思うが、どれであったのか定かではないのである。

①単なる目の錯覚(だって、視界の端っこだし)。
②何か生霊または死霊がいたが、すごんだ結果、追っ払った。
③何か生霊または死霊がいて、私が酔っ払って寝ている間に憑依してしまった。
④その他

たぶん①であろうと思うのであるが、自分では検証するすべが今のところ無いのである。
念のため、自分の行動をいつもに増して客観視して注意しようと思うのである。

烏骨鶏

うちにいた烏骨鶏は、前の記事に書いたようにパック入りの有精卵から生まれたのである。


頂き物の有精卵を家族で一つづつ食べ、1個余った。

何故か、『暖めてみるか』と言うことになった。

無論、調理以外の目的である。


その頃は知らなかったのであるが、卵の殻を覆う粘液状の物質が卵の呼吸を助ける作用を持っているらしい。そしてその物質は、洗い落とされるのが普通である。

だから、食用として市販されている有精卵からヒヨコが生まれるのは奇跡に近い。


ある日、いつものように卵の様子を見ていた時に感じたことである。


昨日まで、物だと感じていた卵が、生き物としてしか感じられない。


と言う、謎の感覚であった。

確かにその前日までは賞味期限間近の食品であった。

そして、食べ物を粗末にしたという罪悪感もあった。

だが、その日は何の根拠もなくヒヨコが生まれてくるという確信はあった。


そしてその結果は言うまでもない。

生まれつき、足の指が曲がってはいたが、過酷な条件を乗り越えて立派に育った。

何度か卵も産んでくれた。

一緒にいたニワトリ(男)は、いい年こいて『お子ちゃま』だったので、確実に無精卵であったのだが。


家内のことが一番好きで、ありえないぐらい甘えていたのを今でも思い出す。


烏骨鶏が死んだのは、昨年の夏に私が富山に単身赴任した直後のことであった。

そして、しばらくそこに馴染むまでの間、マンションに帰ってきたら烏骨鶏の羽が落ちていたことを覚えている。


この子のおかげで、私は科学と言うものがますます信じられなくなってしまったのである。

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一夢庵(M2)不便斎

Author:一夢庵(M2)不便斎
私の目の前の世界は、私が生まれてきた時に私に贈られたものである。
あなたもかつて世界を贈られたからこそ生きているのである。

私の世界は私が作り動かして行くのである。
私の世界の操縦桿を握るのは私だけ。

あなたの世界は?

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