来世を守る夢  ③友人

小説のネタを思いつくのは外をウロウロしているときか、体を動かしているときがほとんどである。
執筆中以外は毎日徒歩10分ぐらいのところにあるジムで体を動かすことにしている。
メモを片手にランニングマシーンに乗り、走りながら時々何かを書いている姿は、地味ながら目立つのかもしれない。
哲郎も私が何をしているのか気になっていたそうで、話しかけてきた。
一通り説明すると、『それで時々メモしながら目が逝ってたのか』などと変に納得していた。
それ以来、友人として付き合っていた。
友人と言ってもジムで親しく話をする程度だが、私にとってはその程度の距離感が心地いいのである。
特にこの世界では人と深く付き合うのは危険である・・・ような気がする。

ある日、哲郎が『飯でも行かないか?』と誘ってきた。
ことわる理由がなかったので行くことにした。
付き合っている女性がいて、出版関係の仕事をしているので、紹介したいらしい。

当日、そこにいたのは哲郎と麻里子であった。


なんでこういう展開になるのだ?
と思ったが、昨日の朝の寝ぼけた頭に流れ込んだこと(上位存在の言葉?)によると、この少し後から麻里子と哲郎は、一時的に関係がギクシャクするのだそうである。そこを利用されると非常に不味いので、ギクシャクの原因が私なら、それを修復する役目を負わせやすいということだそうである。
確かにそうだが、私の対人スキルを考慮すると無茶振りと無謀の中間あたりの選択である。
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もしかして...

哲郎とくれば...
まさか、あのお方が...

Re: もしかして...

残念ながら、そんな小ネタはなさそうです。
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一夢庵(M2)不便斎

Author:一夢庵(M2)不便斎
私の目の前の世界は、私が生まれてきた時に私に贈られたものである。
あなたもかつて世界を贈られたからこそ生きているのである。

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