一言居士

『価値観』や『今生の別れ』に書いた元上司もとで一緒に働いていた先輩がいる。

彼は『一言居士』であって、何かあると必ず批判的なことをコメントせずにいられない。

元々は元上司と仲良しであったが、私と上司の関係の悪化を見るにつけて上司の側についたり対立したり、批判しやすいスタンスを常にとっていたような気がする。

私は、昔から『よく言えば論理的、悪く言えば理屈っぽい』性質があり、当時は今にまして未熟者であった。私が勝手に上司ともめているのは放置プレーでいて欲しかったのであるが、どちらかを批判しないと気が済まない。

趣味の範囲でやってくれるのであれば良かったのであるが、真面目にやってしまった。

かなり感情を悪化させていたようである。

常に何かに怒りを向けている状態と言っても過言ではなかったのである。

彼は私について『あんな風に育てたつもりは無かったのに…』と嘆いていたらしい。

私は『育てられた覚えは全くない』と鼻で哂っていた。


彼は、今は別の事業所に移動となり、癌と闘いながら働いている。

怒りを貯めこんだ結果なのか、他に医学的な原因があるのかは定かではない。


私が彼から学ぶべき唯一のことは『批判的な視点を持つことは必要であるが、強いて批判的になる必要はない』と言うことである。

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

一夢庵(M2)不便斎

Author:一夢庵(M2)不便斎
私の目の前の世界は、私が生まれてきた時に私に贈られたものである。
あなたもかつて世界を贈られたからこそ生きているのである。

私の世界は私が作り動かして行くのである。
私の世界の操縦桿を握るのは私だけ。

あなたの世界は?

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新記事
最新コメント
カテゴリ
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
フリーエリア
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
検索フォーム
リンク
来客者数