夢は晴耕雨読

前職場では年に何度か、管理職と面談することになっている。
そろそろその時期が近付いている。
そしてふと思い出したことである。

北陸某所に移る前の上司の下で仕事をすることになって、最初の面談(数年前)で、『M2さんの究極的な目標はありますか?』などと聞かれたので、正直に『晴耕雨読』と答えたのであるが、上司には理解できなかったようである。
おそらく、『私の知識と技術を社会に役立てて云々』とか『社会の医療に対して役立つことができるような云々』などという回答を期待していたのであろうと推測しているのである。

『また、会社の中での自分が求める自分の理想像とはどんなものか』と聞かれたので、正直に『ほんの少しの出世のためにケチな努力をするつもりはなく、自分の知識と技術を磨いて行って、それが広く役立てば廻り回って自分にも利益をもたらす。これが理想とする自分像である』と答えたのである。
『私の知識と技術は、ここでは特殊なもので、自分の利益を優先にするとろくなことはない。自分と同じ立場にあった人たちが踏んだ轍から学んだことである。』このことも付け加えておいた。

そこまでわかりやすく説明したのであるが、どうも理解できていないようであった。どこか、私が無償で周りに奉仕することを理想としているように取り違っていたらしく、そういう扱いをされていたのである。
そして、私はその上司を『管理職としての能力がない』、『部下の仕事を評価する能力がない』、『仕事そのものを評価できないから、学歴でしか人を見ることができない』と断じていたのである。
当然ながら私の態度は『主、主たらずば、臣、臣たり得ず!』であって、不愉快なものであったと思うのである。

そして、ここでひそかに反省しているのである。『管理職として、部下を評価する能力がなかったのではない、足りなかったのだ』と。そこをわかってやれなかった私の過ちだったのかもしれない。私の立体的な思考を平面図に落とし込んでやればよかったのだと思っているのである。
・・・これって反省か?

などと、少し前の職場からの帰り道にぼんやりと考えていたのである。
相変わらず、上を上とも思わないのであり、ひょっとすると社会不適合者かもしれないが、それもまた乙なものである。
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温厚な

私としては
「まあまあまあまあまあまあ!
 お腹立ちは御尤もですが、そこはまあ、一つ腹に収めて云々かんぬん」と言いたい処ですが(誰が温厚?)
例外者が多少言った処でこの世界は変わらないですね。
その上司が一夢庵さんの言葉を理解するのは限りなくゼロに近いが
それでもゼロでは無いので、何かの種を撒いたと思えば良いですな。

Re: 温厚な

若手に向けて種をまき、上司の大汗で水をまいたというところでしょうか?
大汗に含まれる塩分を種たちが持ちこたえてくれたらいいのですが・・・。

あぁ、それは大丈夫

どこだったか、高潮で海水をかぶってしまった畑の土を
洗って洗って、それでも塩が抜けなくて
やけくそで泣きながら植えたトマトが
とんでもない糖度のトマトに成った、ってのを思い出した^^

ワインにするブドウでも似たような話聞いたことあるし

トマトとブドウにとってはキツイかもしれん
でも食う方飲む方からすると...^¬^ジュル

Re: あぁ、それは大丈夫

じゃ、数年後を楽しみにということで。
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一夢庵(M2)不便斎

Author:一夢庵(M2)不便斎
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