面倒に思うことが増えてきた

私も決して物が判っていると言えるような人間ではない。

だがしかし、そんな私にも、『こ奴、何もわかっておらぬな』とか『考えてないな、こいつ』とか思うことはしばしばある。
他人には興味はないので、そこはスルーであるが、不味いことをする人を見れば口を出し、手を出して(暴力じゃないです。念のため)きたのであるが、最近どうも面倒になってきたのである。

ナイフで手を切る痛みを知るのは、実際に手を切るという経験を通してのことである。
一方で、青酸カリを舐めて死んだことがなければ青酸カリの猛毒っぷりを知ることはできないのであるが、だからと言って味見してみるようなやつはめったに居ないのである。
何が違うのか。


そこにある危険に対する真剣さの違いではないかと睨んでいる。
そして、ナイフで手を切る程度のことでは真剣になれないような手合いを相手にするのが面倒になってきているのである。
命に別条がなければ、他人に迷惑がかかるのでなければ、思うさま切りまくってくれればいいのである。
安全なナイフの使い方を聞かれれば知っている限りを教えるし、真面目に聞く気がなければ手を引くのみである。
私も、もっともっと高い境地を目指すのであり、無駄な時間はないのである。

そんなことを思いつつ、傷ついて懐に飛び込んできた小鳥を見殺しにはできないのである。
行く手に潜む奈落に気づかない人を放置することはできないのである。
そんなわけで、明日も苦悩と葛藤は続くのである。

ただ、ここにきてようやく理解したことがある。
私には、救いの手を差し伸べることはできるが、誰一人として救うことはできないということである。
そしてもう一つ。
それでも私は、希望の星を見続けるだろうということである。
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譬え話が

巧い。

Re: 譬え話が

ありがとうございます。

時々たとえ話ではなく味見してほしい手合いもいます。

あははh!

わらた・・・
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一夢庵(M2)不便斎

Author:一夢庵(M2)不便斎
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