二か月ほど前に

死んだのだと思う。
たぶん。

ロッドでも確認したことである。

二か月ほど前に、職場の同僚に誘われて3000m級の山に登ったのであるが、その帰り道でのこと。
空気が薄いせいか、体力の低下のせいかわからないのであるが、急に疲労が襲ってきたのである。
思うように体が動かない。
で、左足で踏んだ岩が動いた。
バランスを崩したが、近くの岩に右足を載せて踏ん張ろうとした。だが、そこに岩はなかったのである。
岩場の急斜面から宙に浮き、『これは、死んだな』と確信したときに左から岩が迫る。
左腕で顔と頭をガードし、弾き飛ばされた。落ちた先にも岩があり右から迫って来た。
とっさに『ヘッドスリップ』で直撃をまのがれた。

幸いその先のくぼみに落ちて、肩が引っ掛かる形でひどいけがもなく済んだ。

おそらく別の世界では谷底に落下して死亡し、また別な世界では岩に頭部を強打してえらいことになっていたのだろうと思う(ロッドで確認済み)。
今いる世界では私は無事に生きている。
だがしかし、私は死んだつもりである。
そして、過去の恨みつらみはすべて忘れることにしたのである。

そうでもしなかったら、この北陸某所で怨念をまといながら孤独に過ごしていただろうと思うのである。
今朝、岩に頭を強打して死んでしまったバージョンの世界を夢で見た。
自分の亡骸を目の前にして、死んだ自覚もなく、取り乱す同僚にボケをかまして無視され、『ほったらかしかい!』と突っ込んでいた。死んでもこのアホさ加減は治らないようであった。

ともあれ、生きててよかったと思うのである。
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面白い!

あちらの世界で死ぬ=パラレル世界が一つ減る
ってことですね?
面白い事例だなあ。
ともあれ、一夢庵さんがこっちの世界で死ななくて良かった。
鑑定をしてもらう都合上。
(あくまで冷血なサヌキ人間より)

Re: 面白い!

こういう体験は2度目です。
前回は大阪で通勤中でした。
乗換駅の人込みの中、向こうからヤバい目をした男が私を見据えて歩いてきて、いきなり肩を殴って行ってしまいました。

その時に自分の纏っている空気の一部が吹っ飛んでいったような感覚がありました。

後でロッドで確認したのですが、別の世界では殴られる代わりに刺し殺され、また別の世界ではムカッときてその男を追いかけ、感情に任せてぶん殴り、大けがを負わせると言うのもあったようです。

そりゃまた

ずいぶんと血の気が多いことでw


東映893映画を地で逝く一夢庵であった・・・・(完)

Re: そりゃまた

若気の至りと言うやつです。

昔は無意識でかなり暴力的だったので、そういうものを引き寄せていたと思います。
ついでですが、雨の日に傘を持って歩いているとき、無意識の中では傘が『長ドス』に変換されていたかもしれません。

まったく、若気の至りって・・・。
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一夢庵(M2)不便斎

Author:一夢庵(M2)不便斎
私の目の前の世界は、私が生まれてきた時に私に贈られたものである。
あなたもかつて世界を贈られたからこそ生きているのである。

私の世界は私が作り動かして行くのである。
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