一周回って来た

前の職場で、あるジャンルの仕事に関して第一人者であった。
昔はそのジャンルの仕事がそれなりにあって、そこには『最強の三人』と呼ばれるメンバーがいて、その中の一人であった。
私がいた研究部門には私一人が残り、『第一人者』となったのである。

この10年ほどでそのジャンルの仕事が減り、今はほとんどない。
『アウトソーシング』の結果である。ただし、ビジネスとして仕事を切り盛りできても、技術としては好き勝手にやられている。
そんな流れの中で、私は『第一人者』から『口うるさいベテラン』へと変わっていき、その仕事は捨てた。

社内で別な技術で『第一人者』となり、その流れで今の会社にいる。
自分が評価されることなどはとっくに捨てた。
今の職場になかった発想と思考のパターンとリズムを機能させて、新しい流れが生み出されたら面白い。さらにそれが多くの人のプラスになればなお良い。そう思って働いている(あまりに抽象的で分かりにくいが)。

で、冒頭のジャンルの仕事にかかわることになりそうである。
先日、昼食を終えて、いつものように構内にある芝生の生えた公園のようなスペースのベンチで読書をしているときにその仕事の責任者から私の意向を聞かれた。
あとは上層部の判断次第である。

実現すれば、らせん階段を一周してあの時に捨てた仕事に再開したようなものである。
さて、私はらせん階段を登ったのか降りたのか。
自分のことはいまひとつわからないのであるが、そのうちわかるのだろうと思う。
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