流れ星

流星群が話題になるたびに思い出すのが小学4年ぐらいのころの家族旅行のこと。

当時の私はいじめられっ子で孤独だった。


旅行先で夜中に目が覚めた私はホテルの屋上にいた。

何かの流星群が来ていたのかもしれない。

呆れるほどの流れ星が空を走っていた。

夜空と屋上の間に独りぼっちでじっと見ていた。

メソメソ泣いていた。


それから10年ほど後、そのホテルと瀬戸内海を隔てた街にいた。

ハンドボール部の全国大会で遠征していたのだが、その2週間ほど前に『太陽の戦士』と言う異名を得ていた。さらに言うと、さらにその3週間ほど前に地区予選で『あのバケモノ』とも呼ばれていた。


夜に宿舎から抜け出して、一人海辺を歩いていた時、ふと見上げると流れ星。

あの流星群を見た夜、屋上から飛び立とうとしていた。恐らく重力には逆らえなかっただろうが、そうしようと思っていたのである。

そしてつくづく、生きていてよかったと思った。


今思うに、あの流星群はある意味私に贈られたものだと思う。

そして、それを支えに生き返ったのだと。


そこまでして生かされているのである(たぶん)。

たった一人でいても孤独ではない。

あの頃に自分にそう言い聞かせてやりたかったと思うのである。

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1. そこまでして

生かされているのですよ。


2. Re:そこまでして

>りかさん

生かされてるんですよね。
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一夢庵(M2)不便斎

Author:一夢庵(M2)不便斎
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