一夢庵ひさびさに怒る

危険物を扱う仕事であるため、私の職場では部署間で相互に巡察して散らかっていたり不安全な場所があったりすると改善を促すという活動をしている。


元々、うちの部署は汚いと評判の部署である。私はそれが嫌でミーティングでそのことを指摘すると『研究者の机は同値手も散らかるものだ』などと妙な言い訳をするので●ねば良いのになどと思っていた。


先日、所長からお叱りを受けたらしい。慌てた上司は、朝一のミーティングで、4つある実験室それぞれの管理担当者が中心になって片づけるようにと言った。

私は2つの実験室の管理担当になっている。どちらも普段はあまり人がいないのであるが、特殊な実験装置があり、その管理を私がやっているためになし崩しでそうなったのである。


そして私は、かつて物置からゴミ捨て場の間のような状態にあったこれらの部屋を使える状態にしたのだが、置き場に困る物が発生すると、常時使ってないからと私に何の相談もなくどちらかの部屋に放置する。片づけて整頓する。その繰り返し。

で、『管理担当者が中心になって…』で何かが音を立てて切れた。


普段と同じ落ち着いた口調で上司に


M2 『○○の空きスペースを確保するために、管理担当の私に相談もなく××を放置されましたが、私が片づけました』


上司 『あれは確か…』


M2 『で、●●の時も同じ。△△の時は完全に物置状態にされました。』


上司 『いや、それは…』


M2 『その都度片づけましたが、物を置くときには私には一切相談もなく、散らかった時だけ管理担当と言うのはどういうお考えでしょうか?』


上司 『いや、だから…』


同僚A 『M2さん、そう言う事情があるならみんなで手伝うので』


M2 『それはありがたいですが、それで済むこととは思えませんね。少なくとも、これまでの意図を聞かせていただきましょうか?』


上司 『M2さんに不快感を…』


M2 『別に不快ではないです。仕事なので。ただ、意図がわからないので聞かせていただきたいだけですが』


上司 『M2さんに負担が集中していたのは大変申し訳ないと…』


M2 『負担が集中していたのは事実ですが、仕事なので。ただ、管理担当に何の相談もなく物置にしたのはどういう意図がわからない。解るように説明していただけますか?』


上司 『…』


同僚B 『とりあえず、…でいかがですか?M2さん』


M2 『私に確認を求める意図が理解できませんが』


上司 『ではその方法で行きたいと思います。良いですか?M2さん』


M2 『決定するのはあなたで、それに責任を持つのもあなたのはずですが』


上司 『ではそれで行きたいと思います(滝汗)』


そして、愛想良いモードから平常運転に戻る。


これまで長い間、感情を動かさずにこういう人たちの面倒を見ることは自分に与えられたタスクと思っていた。

だが、私がやってきたことは、どうも見当違いであることをようやく悟った。

私は、感情を動かしていなかったのだろうか?

答えはNoである。ロッドに聞くまでもない。

感情を押さえつけることと動かさないことは似て非なる物である。


正直、腹が立った。いまでも怒りはくすぶっている。

それは何に対する怒りかと言うと、そんな事も区別できていなかった自分に対してである。

だが、いつもでもこうしている訳にはいかないのである。

前を向かねば。


つくづく、キリストの偉大さを思う。『右の頬を打たれたら左の頬を差し出しなさい』

私には到底そんなことはできそうもない。

今の私にできるのは『右の頬を打つ者があればクロスカウンター』

まだまだ修行が足りないのである。

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1. 正しい^^

もちろん、ボクはM2さんの現場は
見たことがない

でも、これまでここでの
M2さんとのやりとりをしてきた身としては
M2さんが正しいと、「絶対に」オレは思う^^v

まぁ、その証明とはゆわないけど
自分とこの社長
あるいは、有名企業の社長の顔

どの顔見ても
本来、人の上に立ち、人を率いる
顔が全くいなくなっている

日本史でいうとどこらへんになるんだろう?

そろそろ中央に見切りをつけるヤツラが
出てくる頃だと思っとります^^

この列島の上に金の鉱脈は
あきれるほど眠っている

いっしょに探しに行ってみようか^^v

2. Re:正しい^^

>かつきちさん

いつの日かぐれんとなってひっくり返るんだろうと思いますが、それまでに自分がどんな状態にあるか。
それにこだわりたいと思っています。

今回の場合、自分でも誰が何と言おうと間違っていないと思いますが、やはり『正しさ』にも無数のレベルがあり、出来る限り高いレベルで正しくありたいと考えています。

で、納得の行くレベルにた明日あかつきには、一緒に金の鉱脈を探しますか!
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一夢庵(M2)不便斎

Author:一夢庵(M2)不便斎
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