私の母は愚痴が多いのである。
今日もゆっくり話を聞いてから帰ったのであるが、話の7~8割が愚痴なのである。
何年も前のことを何度も愚痴っている。

この先、その相手と顔を合わせることはあるのか聞いてみたのであるが、二度と顔を合わせることはないそうだ。
なら、いつまでも愚痴ることを手放さなかったら、その不快感は一生ものになるが、それでいいのか聞いてみた。
それは困るそうだ。
では、手放せばその不快感から解放されるのではないのか?
相手から付きまとわれているわけでなければ、自分次第ではないのか?
どう思う?
穏やかな口調で水を向けたら一応は納得していたそうであるが、頭の先ではなく心に届くには時間がかかりそうである。


今日、父を見舞った後、病院の近くにある回転寿司に行きたいと母が言った。
気になっていたのだが、一人で入りづらいとのことであった。
タッチパネルの注文や、清算の仕方が分からないらしい。
すべて父に頼りきりだったのである。
母の愚痴のかなりの部分が父に関するものであり、悪し様に言うのも珍しいことではないのだが、父に頼りきりだったのが見て取れるのである。
父のことを『頓珍漢なところもあるが、それなりに頼りがいがあるよな』言ってみた。
予想に反して、素直に『うん』と言っていた。

こういう母を初めて見た気がしたのであった。
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一夢庵(M2)不便斎

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