唐突な展開

唐突に子会社への出向が決まった。
もともと私のいる職場は閉鎖になる予定で、移転先も決まっていた。
それに先立っての出向である。

少し前に半年ほどお世話になったのだが、仕事としてはこっちのほうが好きである。
自分の技術を最大限に活かすことができるのであるが、転籍すると確実に収入は減る。
しかし、仕事は面白い。職場の雰囲気も好きである。
だが収入が減るのは困る。

閉鎖後の移動先の希望の有無を聞かれたときに、『特にないです』と答えていたのであるが、『出向の打診があったら嬉しいな』などと都合の良い想像をしていたのである。
そして、閉鎖に向けて身辺整理を始めつつあったのである。
当然ながら、私が出向してやるような仕事はなさそうで、そんな希望も忘れていたのである。

先日、上司に呼ばれた。
話があるとのことで、ミーティング用の小会議室に連れていかれた。
『何かやらかしたか?』
身に覚えが山ほどある。覚悟を決めて席に着いた。

で、聞かされたのはこの話である。
上司は私が動揺することを想定していたようであるが、私は平然としていた。
むしろ、ガッツポーズをしたいのを抑えていたのであるが、それを知る由もないのである。
子会社は、社運を賭けた仕事を立ち上げるのに、技術者が少ないのでうちの会社に助力を要請したそうである。
できれば、ということで名指しだそうである(趣味が悪いぞ)。

結果的に、希望がかなったのであるが、この件は1石3鳥なのである。

子会社:希望していた人材を得ることができた
私:希望通りの展開になった
上司:扱いに困っていたベテラン社員を放出できた

忘れたころに願いはかなうものである。
実感した次第である。
あとは期待(そのほとんどは買いかぶり)に応えるべく務めるだけである。
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一夢庵(M2)不便斎

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