命がけの事

*はな*さんのブログの記事『イヤな奴?』を読んで思い出したことがある。

以前私が管理していたテスト用プラントであるが、工場と同じくその運転は、大げさではなく『命がけ』であると言えるのである。爆発や火災が起こると最後なのである。

運転方法を教えるのに、かなり怒鳴った記憶がある。
『命がけ』の仕事だからいい加減にしてほしくない。だからきつく言う。
おそらく、*はな*さんの記事の教官もそんなことを考えているのではないかと思うのである。
そして、いきなり怒鳴ると言うことについて深く考えると言うことは無かったのである(おそらくその教官もそうだろう)。

当時は私の考えはそこまでだったのである。

たとえ、自分が嫌われても怒鳴ることは仕方ないし、正しいのである。

果たして、正しいことだったのだろうか?
全くの間違いとは言わないが、どう見ても自分の行動に陶酔しているのである。

何事も意図が伝わってこそ効果があるものである。
そこで、立場を変えて考えてみるとする。
『命がけである』ことを認識せずにとってしまった自分の行動を、いきなり怒鳴られたらどう感じるだろうか?
相手が言ったことよりも、その仕事が命がけであると言うことよりも、怒鳴られたと言うことが強く心に残るのではなかろうか?

プラントの管理から離れて10年余り経つが、今になってようやくそういうことを思えるようになったのである。
遅すぎるのである。
できることなら、当時の私を怒鳴りつけてやりたい。そう思うのである。
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正しい、と思う

「怖さ」が分からない新人君には
そうするしかないってこともあると思う

冬にストーブをガンガンたいているところで
火傷の痛さを知らない子供に
その怖さを教えるとしたら...

「実際に、火傷をさせる」
「親に本気で怒られるという”怖い”思いをさせる」

どっちが「慈悲」なんだろう

ただ、その子供の脳みそのネジが数本緩んでて
火傷させるしか手立てがなかったとしたら...

忍びないなぁ...^▽^

この間の冬

この間の冬(今年なのか去年なのか分らない)に
雪山に入った東京の男女三人が「入ってはいけない」という場所に
わざわざ入った。多分そこは誰も入らないから雪がふかふかしているからだろう。人が入る場所は雪が踏み固められてしまい、とても硬くなるので。
で、この三人は警告の看板を無視して入り、案の定戻れなくなった。
そこで地元の人達が捜索隊を組んで彼らを助けたが、その際に捜索隊のおっさんが三人に真剣に怒鳴ったら・・・


それへの批判がネットに載ったので、やはりこれも想定内だったけど
呆れた。この三人は反省をしていたようだし救出されたことに感謝をしていたので良いが、第三者が「いくら良いことをしても怒鳴るのはいくない」的なことを言う人が多かったのです。


主よ。
願わくばこの連中が遭難した時は誰も救助しませんように。
そしてこの連中が最後の瞬間までに、こうなった理由は
「命がけで救出した人達の真剣さを、自分が理解しなかったからだ」と
悟りますように。アーメン。

Re:正しい、と思う

本来なら爆発させたほうが良いのかもしれませんが、無理なので代わりに爆発しておきました。

危険度・・・設備が爆発>M2が爆発

ただ、なんで爆発してるか理解できない相手には理由を説明しないとダメなようです。

ボケておいて、何処をどうボケたかを説明する。そんな不毛さを感じていましたが、その辺が『慈悲』かと・・・。

Re: この間の冬

私も祈っておきます。
アーメソ
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一夢庵(M2)不便斎

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