真面目に向き合う

私の職業は化学系の技術者である。
普段から化学と向き合って働いているのである。
そして、おそらくは職場の誰よりも真面目に向き合っているという自負がある。
働く姿勢としては不真面目なことこの上ないのであるが。

真面目に、真剣に化学と向き合ってみるといつも感じるのである。
化学的な思考、感覚のみでは限界がある。そして、私のような低レベルの科学的知識ではその限界のレベルは語るまでもないのであるが。

限界を超えるカギは化学以外の思考や感性なのだと個人的に思うのである。
物質Aと物質Bは、反応して物質Cを生じる性質がある。なぜか反応が進まない。
そういうことがしばしばある。
化学的思考でいると『反応する』か『反応しないか』の○×判断になりがちである。
化学的思考を離れて、考えてみると『反応しているが、箸がすすまないような雰囲気』が見えることがある。
そこに切り口があり、問題の突破口があるのだが、なぜそういう発想ができるのか理解しにくいそうである。
私から言うと『なぜはお前や』なのであるが。

そうして、日々ごまかしながらそれなりの仕事をするのである。
心の柔らかさを増していくことは大事だということである。
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No title

学生の頃一応化学専攻でした。
その時の先生が
「反応式はお芝居です。元素たちは役者なので演技しやすいようにもって行ってやれば答えになるんです」

みたいなことを授業で嬉々として説かれていました。
一般の感覚では何一つ理解できませんでした。

お二人は良い意味でセンスのいい「化学バカ」なのではと…

Re: No title

その先生、もしかしたら話が合うかもしれません。
今の職場はそういう感覚を理解する人もいないし、『遊び心』のある人もいないので寂しい限りです。
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一夢庵(M2)不便斎

Author:一夢庵(M2)不便斎
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