この便利さの代償は?

現在、竈で火を起こして煮炊きをする世帯がどれほどあるだろうか?
ガスコンロやIHコンロの普及率はあえて言及するまでもない。
また、手元に適当な数値データもないのである。

これらは非常に便利なもので、ボタン一つで煮炊きに必要な熱源が得られる。
だがしかし、これらがどんな原理で熱を供給するのかを考えて使っている人はそれほど多くは無いと推測されるのである。具体的に根拠はないのではあるが。

IHコンロの原理は昔調べたが忘れてしまった。ただ、熱とともに電磁波も副生してしまうらしいことは覚えている。
余談ではあるが、電車や電気自動車など、強力なモーターを駆動力にする乗り物なども、電磁波を発生するのではないかと思われるが、きちんと調べたことはない。

そして、ガスコンロについては、IHコンロよりもわかりやすいと思うのである。
バーナーからガスと空気が適切な比率で混合された状態で供給され、電気火花などの着火源によって火がつくのである。
こう言ってしまえば簡単に見えるのであるが、この原理だけで自作すると着火したとたんに爆発するのが関の山である。
炎を安全に使いこなすためにはそれなりの技術が必要なのである。

と、ここまで書いてきたが、お気付きだろうか?
私たちの生活には便利なモノがあふれている反面、それがいったい何なのか考えなくても生活が成り立つのである。言い換えると、便利さの代償として考えることを奪われていると言っても過言ではないのである。
さらに考えると、便利なモノは単に便利なだけであるのだろうか?
便利な機能の裏側で、別な目的が隠されてはいないだろうか?

例えば、あなたがいつも買い物をするスーパーマーケットで、ポイントカードを使うとする。
ポイントカードを作成するとき、申込用紙に、例えば家族構成と年齢、おおよその年収や職業などを書いたのではないだろうか?
これらは、ポイントを付与する代償として、職業・年収・家族構成などの情報と勾配の傾向などの情報を統計処理するためのデータとして利用される。有名な話であるが。

このように、便利さの裏側に全く別な目的を潜ませることもできるのである。
などと言いながら、変な恐怖を煽るつもりは無い。
普段の生活の中で、漫然と便利さを満喫するだけでなく、一考えする習慣をお勧めしたいと言うことである。

一方で、技術フェチであり設備フェチである拙者は、日常的に使う便利なモノに活用されている技術やアイデアに思いをはせて、時々ニヤニヤしているのである。
客観的に気持ち悪いのであり、これについては程々にしたいと思うのである。
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1. 語ってください

少し角度を変えたところからの語りを楽しみにしています。
すごく分かりやすく面白い。


思う存分語ってください、いえ語ってほしいです。

2. Re:語ってください

>deriaさん

ありがとうございます。
すべらない程度に語らせていただきます。
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一夢庵(M2)不便斎

Author:一夢庵(M2)不便斎
私の目の前の世界は、私が生まれてきた時に私に贈られたものである。
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