犀の角

そもそもの始まりは漫画である。
息子が読んでいた『聖☆おにいさん』である。

で、『犀の角』と言う言葉をネットで調べて辿り着いた。
ついつい中村 元 訳の『ブッダの言葉(スッタニパータ)』を買った。
現在、読んでいるところであるが、今のところ字面を追う程度である。何年もかけて何度も読み解き、ミにつけて行きたいと思う。


蛇の章 『犀の角』からの抜粋

貪(むさぼ)ることなく、詐(いつわ)ることなく、渇望することなく、(見せかけで)覆(おお)うことなく、濁(にご)りと迷妄とを除き去り、全世界において妄執のないものとなって、犀の角のようにただ独り歩め。


貪(むさぼ)ることなく、詐(いつわ)ることなく、渇望することなく、(見せかけで)覆(おお)うことなく、濁(にご)りと迷妄とを除き去り、全世界において妄執のないものとなって、犀の角のようにただ独り歩め。


林の中で、縛(しば)られていない鹿が食物を求めて欲するところに赴くように、聡明(そうめい)な人は独立自由をめざして、犀の角のようにただ独り歩め。


仲間の中におけば、遊戯と歓楽とがある。また子らに対する情愛は甚だ大である。愛しき者と別れることを厭いながらも、犀の角のようにただ独り歩め。


以前に経験した楽しみと苦しみを擲(なげう)ち、また快さと憂いとを擲って、清らかな平静と安らいとを得て、犀の角のようにただ独り歩め。


最高の目的を達成するために努力策励(さくれい)し、こころが怯(ひる)むことなく、行いに怠ることなく、堅固な活動をなし、体力と智力とを具え、犀の角のようにただ独り歩め。


妄執の消滅を求めて、怠らず、明敏であって、学ぶこと深く、こころをとどめ、理法を明らかに知り、自制し、努力して、犀の角のようにただ独り歩め。


慈しみと平静とあわれみと解脱と喜びとを時に応じて修め、世間すべてに背くことなく、犀の角のようにただ独り歩め。


今の人々は自分の利益のために、交わりを結び、また他人に奉仕する。今日、利益をめざさない友は、得がたい。自分の利益のみを知る人間は、きたならしい。犀の角のようにただ独り歩め。
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1. はじめまして

一読しただけでは理解不能ですが、心に響くものがありますね。本を読んでみたくなりました。

2. 無題

この文章、覚え書きさせてもらって今後も時折読ませてもらっていいですか?
昨年も学び多き一年で感激したけど、
今年も学び多くて幸せだなぁ~^^
ありがとうございます。

3. Re:はじめまして

>リエさん

私も字面を撫でる程度でしか理解できていないのですが、心に響くものがあります。
私が買ったのは岩波文庫版です。

4. Re:無題

>riria*さん

私の感覚での抜粋ですが、何かの参考になれば嬉しい限りです。

記事に書いたように、この分に出会ったきっかけは漫画です。
他にも、一見したところでは学びとは無縁に見えるところにきっかけを見出したことがたびたびありました。
心の自由度が上がれば、こういう出会いはきっと増えるのだろうと思います。
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一夢庵(M2)不便斎

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