職業病

私の思考は職業病に蝕まれているのである。
そして、それは私の意識の深い部分まで蝕んでいるかもしれないのである。
と言っても、私が身を置く業界の『プレアデス』的な価値観という訳ではない。
あくまでも科学を扱う技術者的な職業病なのである。
何が言いたいのかさっぱり話が見えないのではあるが。

例えば、冬の小雨の降る朝に出かけて、歩いているときに雨が雪に変わったのを見て、『上空で結晶核が発生したな』などと思うのである。反射的に(実話)。
そして、スキー場での私のひそかな楽しみはリフトに乗っているときにウェアに降り積もる雪の結晶を眺めて、雪の結晶形の変化を観察することである(実話)。

余談ではあるが、雪の結晶っていろんな形があり、眺めていると面白いのである。
参照

そして、質の悪い職業病に私の文章は侵されているのである。
私は、技術報告書的な文章しか書けなくなっているのに気付いたのはかれこれ10年以上前のことである。そんな時に、家業を継いだ友人から、ホームページ作成を手伝って欲しいと言われ、非定期でそこに駄文を提供していたのである。
私は、リハビリのつもりで技術報告書的文章と対極の文章をイメージしつつアホな文章を提供していた。その結果、友人の顧客の間でそこそこの好評を博したそうである。そして、関係者で『オフ会』的なものを開催するので参加して欲しいと言われた。
その時に、友人が妙な雰囲気で嬉しそうにしているのに気付くべきだったのである。
そのオフ会で、私は微妙な空気に曝されることになったのであった。
そのホームページの読者は、私が書いた文章を読んで、勝手に女の子が書いたものと思ったらしいのである。いつの間にか『妹系の女の子』というキャラが出来上がっていたらしい。
そう。私は意図せず、ネカマ活動をしていたのであった。
この出来事がある種のトラウマとなり、私の職業病は重篤化して今に至るのである。

そして、重篤化しつつも自分の文章の独特な、妙な空気を楽しんでいる自分もそこには居るのである。
そして、職業病などと言いながら、自分が完治を目指しているのかどうかすら定かではないのである。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

1. 無題

M2さんの文章、とっても好きですよーー^^
理路整然、淡々と描かれているようでありつつも、その脇からチラチラと温かさが感じられて・・独特なとこ、とても楽しいです^^

とくにニワトリさんとのエピソードをちょいちょい織り交ぜてくれるとこなどに、ホ~ッとするんですよね~(*^-^*)

まんまで(笑)お願いします!

2. Riria*さん

そう言ってもらえると、とても嬉しいです。

文章での職業病と言うのは『一切の感情を排除して文章を作る』と言うことだったので、完治は近いかもしれませんね。

ところで、ニワトリです。
いま、私の肩で毛繕いしています。
私は畑仕事に行く前の腹ごしらえとしてカップ麺を食べていますが、鳥のフケがカップ麺に…。

可愛いから赦す(赦すのか?)。

3. Re:Riria*さん

>一夢庵(M2) 不便斎さん

おぉ~~!それは・・ノォ~・・(ノ∇・、)
愛だなぁ~^^赦せるとは♡

4. Re:Re:Riria*さん

>riria*さん

愛と言うよりは『慣れ』と『感覚のマヒ』かもしれません。
動物たちと生活すると、少しずつ感覚がずれていくのを時々感じます。
プロフィール

一夢庵(M2)不便斎

Author:一夢庵(M2)不便斎
私の目の前の世界は、私が生まれてきた時に私に贈られたものである。
あなたもかつて世界を贈られたからこそ生きているのである。

私の世界は私が作り動かして行くのである。
私の世界の操縦桿を握るのは私だけ。

あなたの世界は?

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新記事
最新コメント
カテゴリ
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
フリーエリア
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
検索フォーム
リンク
来客者数