与えられたタスク

『混合と分散』の記事を書いた後、ふと思い出したことがあった。

10年ほど前になるが、私は所属する事業所の野球部に入っていたが、活動を休止することになった。

私は研究所に勤務し、ほかの部員は工場に勤務していた。当時、工場と研究所はまさに犬猿の仲であった。もともと職場の性質として関係がこじれる要素を持っているのではあるが、団塊の世代のオヤジたちが決定的な溝を作ったらしい。

高卒で大量に採用されて、たまたま配属が工場と研究所(当時は研究室)に分かれて、研究室に配属された人たちが『自分たちは優秀だから研究室に配属された』と勘違いして工場に配属された人たちを見下して、馬鹿にしたらしい。私も新人のころ『やつらはバカだから』と聞かされていた。

最初はかなりアウェー感が漂っていたが、徐々に打ち解けて、可愛がってもらったことをよく覚えている。


活動休止に際して、OBを含めて有志を募り、某ドーム球場を借りて野球をしようと言うことになった。

私は、二つ返事で参加することにした。しかし、メンバーが集まらない。転勤されて都合のつかない方が多く、また高齢の方は『見るだけなら』あるいは『ヤジ担当でいい?』であった。

なんとか集めたメンバーは10人余り。

当時、同じ研究テーマで働いていた人が元高校球児で、大の野球好きであった。その人に相談して研究所でもこっそりメンバーを募り、『野球部に挑戦したい』と言うことで試合を申し入れた。

昔ほどではないが、研究所と工場にはやはり距離があった。渋る人もいたようだが試合は実現した。

無論、私は相談しただけであとは全く動いていない(めんどくさかったので)。

結果は思ったよりも白熱した試合で大いに盛り上がった。その後、年に1~2回ぐらいの頻度で開催されている。


現在、全く隔たりはないと言えばうそになるが、研究所と工場の距離はなくなりつつある。それは『時の必然』と言えばそれまでだが、そのきっかけの一つになれたのでは無いだろうか?そう考えている。


思えば、仕事の上でも相反するものを結びつけるようなことをする機会が多い。また、昨年後半の単身赴任も子会社との関係強化が目的の一つであったらしいと聞いている。

どうも私には『分断されたものを統合する』と言うタスクを与えられているのではないかと考えてみた。そして、あと1年ほどで今の事業所が無くなり、私のいる研究所は他の研究所と統合されることになる。

私のいる研究所は生産技術を研究し、統合する相手は初期研究を担当している。アカデミックな観点でも人数の点でも、あらゆる面で私のいる研究所が『統合ではなく飲み込まれる』ことになるだろうと、誰もが予想する。個人的にはどうでもいいことだし、新しい技術を身につけて生きていく自信はある。しかし、飲み込まれてしまえば、回り回ってみんな少しずつ不幸になることは明らかである。それは飲み込んだ側にとっても同じことである。


前ふりが長くなったが、ロッドに聞いてみた


私には、今世で『統合すること』と言う課題が与えられている   YES


今まで無意識に仕事の上でそれを実行してきた(練習問題として)   YES


今の事業所がなくなるのは練習問題としての役割を終えたから   YES  関係者の方、サーセン


研究所の統合は、練習問題の総仕上げである  YES


きちんと統合した状況を迎えることができたら、今の会社にいると言う状況も役割を終える   YES


実家の家族との統合を果たすのは本質的な課題の一つ  no


実家の家族徒の問題は課題とは無関係  yes


以前、ロッドに聞いたことがあるが、私の家族は私をこの世界に生み出したことで役目を終えているらしい。こう書くと、私っていったい何様なのかとも思うが、そうらしいのである。

念のために付け加えておくが『この世の神になる』などとは思っていないのである。

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1. そういう

家族ありだと思います。
いろいろな形の家族がありますし
それを達観できるほどであれば尚よしじゃないですか。
お役目を全うしてください。
ってなんだか上から目線のようになってしまいまして失礼しました。

2. Re:そういう

>りかさん

達観と言うよりも、めんどくさいというのが正直なところです。

想像してください。
リアル『大阪のオカン』と家族であると言う状況を。
いかん!胸焼けが…。

3. あぁ

「大阪のオカン」か。

うん、めんどくさそうだね。
高次の大阪のオカンって
どんなんだろうか、想像できない。。。

4. Re:あぁ

>りかさん

ダウンタウンあたりのコントは決して誇張ではありません。あんな感じです。

高次の大阪のオカンについて、場合分けして表にしても面白いかもしれません。
気が向いたらやってみようかと思います。
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一夢庵(M2)不便斎

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