危なっかしい安全

私の職場は危険と隣り合わせと言う性質があり、それなりに『安全活動』をやっているのである。
ヒヤリハットなども積極的に共有することになっているのである。
ヒヤリハットの情報が公開されると、職場内でのミーティングで紹介されるのである。
今日、紹介されたものはおおよそこんな感じである。

状況『洗浄して乾燥した大量の試験管を収納場所である引き出しにしまっているときに落として破損した。破片は速やかに片づけ、怪我などは無かった』
対策『集中してしっかり持つ』

対策を聞いて、ついつい『アホか』と思ってしまったのである。
司会の当番の人が『何か意見はありませんか』と言うので、発言した。
こう言う話題の時に、私がダルそうに『あの~』と言いだすと微妙な空気が流れるのである。
また、きついことを言うのかと。

私が指摘したのは、以下のような内容である。

・ガラス器具を持つのは収納するための手段であって、目的とする行動ではない
・落としたのは持つことに集中してないからではなく、動作が雑であったことが原因
・雑な動作に集中しても何の解決にもならない
・雑な動作を改め無い限り、同じようなことを繰り返すことが予想される
・以上のことを自覚して、改めるべきである

案の定、空気の重みが少し増したようであった。

一応、『安全活動に注力し、しっかり取り組んでいる』との触れ込みであるが、こんな感じである。
そして、多くの人は惰性と役所仕事的な勤勉さで対応し、何かあればやみくもに気を引き締め、集中しようとするのである。
そして、不幸にして怒った過去の災害については『教訓としてかみしめる』のである。歯が欠けるほどに。


過去に『史上最も危険な安全推進委員』の異名を取った私などが見ても非常に危なっかしいのである。
きちんと物事を考える力を磨くことは、必須であるとつくづく感じたのであった。
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