妙にストーリー性のある夢①

数年前に見た夢で、今でもかなりはっきりと覚えている。
タイトルを付けるとしたら『私が龍だった頃』。そんな言葉が浮かんだ。
私には、龍に関連するエピソード(意識の中でのこと)がいくつかある。それは、龍との縁やかかわりが強いのか、単なる思い込みのなせる技なのか、判然としないので、それについれは論じないことにする。

夢の中で、私は龍であった。
力尽きて死ぬところであった。
老婆が私に付き添って、私を看取るところであった。
少女のようなかわいらしさの残る老婆であった。

老婆 『まったく、あんたは強情なんだから』
私 『多くの人を泣かせてきた私には泣く資格は無い』
老婆 『それ以上のことをしてくれたじゃないの』
私 『私がしたことは消えはしないし、私の所為で死んでいった人は戻りはしない』
老婆 『人の体は消えても魂は帰ってくるのさ。最期ぐらい自分のために泣きな』

私は老婆に顔を抱かれながら息絶えた。



場面が変わり、私は離れ小島の祠に住む龍であった。
いつからそこに住んでいたのかわからない。
人は理由もなく私を恐れ、時には必死で挑みかかり、時には怒りに任せて何人もの村人の命を奪ってきたようである。
村人は私を恐れて祠を建て、ときどき供物を持ってきていた。
それは『村を守ってほしい』のではなく『村を襲わないでほしい』と言う気持ちが込められていた。
村を襲ったことはない。私に加えられる危害から身を守るために、村人の命を奪ったことは数えきれないほどある。理由はどうあれ、死んだ人は戻らない。
私は祠に籠り、人目につかないようにしながら村を見守ることにした。

(続く)
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

一夢庵(M2)不便斎

Author:一夢庵(M2)不便斎
私の目の前の世界は、私が生まれてきた時に私に贈られたものである。
あなたもかつて世界を贈られたからこそ生きているのである。

私の世界は私が作り動かして行くのである。
私の世界の操縦桿を握るのは私だけ。

あなたの世界は?

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新記事
最新コメント
カテゴリ
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
フリーエリア
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
検索フォーム
リンク
来客者数