有害な善人

小学4年の頃、イジメられっ子であった。

そして、今日の仕事中にその頃の担任のことを唐突に思い出したのである。


若い女の先生であった。かなり綺麗な人であった。

基本的にいい先生であったと思う。

まとまりのある、仲良しのいいクラスにしようと言う熱意にあふれていたようであった。

ただ、考える能力が残念なのであった。


私がイジメられるようになったきっかけは、他の生徒がいじめられつつあり、気の毒に思って止めに入ったことであった。

中心になっているのは2人のDQN。その取り巻き10人余り(イジメられてたやつも含む)。その他、傍観者。

殴る、蹴るのほかに、誰かが怪我したり、何かが壊れたりしたら口裏を合わせてすべて私の仕業にすると言うことをされていた。


毎日のように先生に怒られる。やってないという。みんなが口裏を合わせる。その繰り返し。

ガキの嘘も見抜けない担任であった。

ある日、いつもの繰り返しの後、急に泣き出した。『何故、君はそんなに嘘をつくの?』


その時に、善意が必ずしもいい結果を生むとは限らないことを知ったのであった。

そして、今振り返ってみて、思考力の低い大人は始末に悪いことも知ったのであった。


その後、いじめグループを1~3人単位で潰していき、イジメは無くなった。

担任の目から見ると、私が問題行動をしなくなったということであったのだろう。

学年末に『よく頑張たね』とニッコリ笑いかけられた。


『可愛いから赦す』

そう言うことを知ったのもこの頃だと思うのである。

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