言語化できないの極み

私の父方の祖母は数年前に亡くなったのだが、100歳まで生きると宣言していたが、宣言通り100歳になって少しすると亡くなった。

祖母はかなりフリーダムな人で、自分の人生をそれなりに楽しんだのだと思う。

そして祖母は、言語化が苦手なのか、加齢に伴う言語処理能力が会話の速度についていかないのか、『不便斎。悪いけど何を何しといて』と言うことがあった。かなりの高頻度である。


『何って何?』

そう問い返すと

『何は、あれやんか』

まことによく判るのである。


仕方がないので、適当に『お祖母ちゃん、麦茶を冷やしといたよ』などと言うと『ああ、ありがとう』などと言うのであった。


『何を何しといて』が通じたのか、何を頼んだのか覚えていないのか、今となっては謎である。

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