両親訪問の結果③

寝る前にもうひとネタ。


家内に両親訪問の結果について話しているときに言われた一言。

でも、心から両親を許せてないんでしょ

確かにそうである。


私も曲りなりに大人なので、諸事情を考慮することができる。

そして、強引に自分を納得させている部分もある。諦めた部分もある。

いずれも『しゃーねーなー』である。


一方で、子供のころの私はと言えば納得できるわけもなく、その時の心は傷ついたまま放置されているのだと思うのである。

私の言う『仁義』と言うものがより大きなものとなるにはその時の悲しみと向き合打ことが必要なのだと思う。この辺を上位存在が仕組んだのだろうと推測している。


次回までに準備する、意識の上でのマスクなり掃除機となり得るものはこうして作るのだろうと思う。

そして、風呂に入りながら傷ついた子供のころの私と向き合おうとした。


答えてくれたのは中学1年の私。


当時の私は、何年か前からの約束で、中学入学時に新しい自転車を買ってもらえるのが楽しみであった。いじめを受けていた時期もあり、その頃はそれだけを希望としたこともあったのである。

小学6年の夏ごろから、父親の腰痛がひどくなり、仕事をしばらく休むことになった。

父親は鋳物職人で、力仕事が多く、腰を痛めていては仕事にならないのであった。

当然、収入は減り、生活は苦しくなる。

次男の自転車どころの騒ぎではないのである。


子供ながら、私にもそれはわかる。そして、自転車は買ってもらえなさそうだということもわかっていた。

私が親の立場なら、子供に身になって考えたなら不憫に思うだろう。親がそう言う気持ちになっているのなら、それは私にとってもつらいことであった。

ある日、私は決心して母親に言った。

『買ってもらうことになってた自転車。こんな状況だから要らないよ』と。

そこからは私の予想とは違っていた。

両親と兄から非難された。こんな時に自分の自転車のことしか考えないのはエゴイストだ、そう言われた。

違うんだ!そうじゃないんだ!

言っても聞いてもらえないし、3人がかりで非難されているのを論破するほどの腕は、当時の私には無かったのである。


あの頃の私とともに涙を流した。彼が納得してくれたかどうかわからないが、どうか孤独ではないことを分かってほしい。時を超えて私がついているのだということを。

そして、いくつもの困難を乗り越えた私が、確かにここにいることを。そう願った。


このやり方が正しかったのかどうかわからないが、一つずつこのような悲しみに向き合っていきたいと思う。そして少しでも昇華できたなら、何かが変わるかもしれないと思うのである。

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1. なんという

孤立無援
孤軍奮闘
四面楚歌
呉越同舟(←これは違ったかw)
それは既に毒親と呼んで良いと思う。

2. しゃぁない

同感です!
うちは母が一人で住んでいます。

ヘタレなので直接対決できず、実家を整理して環境を変える、という手を使っています。昔の人なのでため込んでますから。

表向き明るい母は私にのみ鬱積したものを発射します…
近くに住んでないから見ないで過ごせますが。

私は鎧ではなく半透膜みたいなので囲まれて行きます。向こうからの負想念は止めるけど、ある程度は行き来OKみたいな。
甘いと思われるかもしれませんがそこまで断ち切れないし、良い思い出もありますから。

一夢庵さんの記事は他人事ではありません・・・これらの記事をアップしてくださり、本当にありがとうございます。
私も次回までに作戦練って臨みます。

3. 毒親

壮絶なこころの闘いですね。

私はウツ病を拗らした勢いで毒母と直接対決したものの、力×力では何の解決にもならないどころか毒母が余計に拗れてしまいました。
今はお互い「最初から存在しなかったもの」として没交渉で平和です。
お互いに異次元の生き物としか思えなくなったので、違う世界で暮らすことを選択しました。

心の闘い、魂の戦、いろんな戦い方があるんだなと思いながら、拝読しています。

こう言っては変かもしれないのですが、続きを楽しみにしています。

4. Re:なんという

>if・・・さん

小さいときからこの構図がよくありました。
我ながら、よくグレずに育ったものだと思います。
ただし、すっかり傾奇者にはなってしまいましたが。
その結果、15で不良とは言われなかったものの、25で不良社員と名乗ったことはあります。
って、なんじゃそりゃ。

5. Re:しゃぁない

>deliaさん

私の両親は毒親と言って過言ではないと思います。一方で、両親からの愛情を受けた記憶もあります。過去記事に書いたように、私と両親の『愛情』の互換性がなかっただけだとも思います。
それだけに、簡単に断ち切れずに苦しむのだと思います。
苦しいですが、心を暗くせずに向き合っていたらいつか何かが変わっていくのだと思います。
『希望を抱くものは(以下略、過去記事参照)』です。

私の駄文垂れ流しが何かの参考になれば、とてもうれしいです。
deliaさんからも何かアドバイスがあれば、ぜひお願いします。

6. Re:毒親

>あやにゃんさん

実は、うちも長期にわたって没交渉だったんです。いろいろと妙な出来事があり、ロッドに聞いたら上位存在が働き掛けて『会いに行け』と言っていると出たもので、今回は玉砕したわけです。
次回は、何か面白い展開があるよう頑張ります!

って、何か方向性が違う気もしますが、そこは華麗にスルーです。

7. もう既に

>一夢庵(M2) 不便斎さん

一夢庵さんの訪問によって
一石は投じられたわけですよ( ´ ▽ ` )ノ
あとは波紋がどのように広がってゆくのか
楽しみ(?)ですね~♪( ´▽`)
妙にドキドキ、ハラハラしています。

自分自身を守ることは、生きるために必要な技術だよね…と、記事を読んで思いました。

あと、「掃除の夢」からも連想されたのですが、こんなことを思い出しました。

感染症の患者さんの部屋に入るとき、自分自身の身を守るためと院内感染防止のため、使い捨てのガウンやマスクを身に付けて、患者さんの部屋から持ち出したものは全て「バイオハザード」扱いにして処理します。
一見よそよそしく見えますがね、これは差別でも何でもなく、冷たい行いでも卑怯なことでもありません。自分自身と医療スタッフ、他の患者さんたちを、守るために必要不可欠なことです。

一夢庵さん、無理せず頑張ってね!

8. Re:もう既に

>あやにゃんさん

了解!
頑張ります。
そして、逃げ足も速いです。
プロフィール

一夢庵(M2)不便斎

Author:一夢庵(M2)不便斎
私の目の前の世界は、私が生まれてきた時に私に贈られたものである。
あなたもかつて世界を贈られたからこそ生きているのである。

私の世界は私が作り動かして行くのである。
私の世界の操縦桿を握るのは私だけ。

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