空き缶②

気が付くと、どこかの応接室のような部屋にいた。

不思議なことに窓もなければドアもない。

照明器具が無いのに適度に明るい。

不思議な部屋だ。


『なかなか苦戦しているようだね』


顔を上げると、そこには自分がいた。

鏡や写真で見たことのある自分より少しイケメンだし、声もどこか魅力がある。

でも目の前で話しかけてきたのは紛れもなく自分だ。

不意に頭に浮かぶ『あれは高次の自分だ』


『元々が思いやりのある魂だから、家族をないがしろにする人生は難しいよな』

何故か自分が答える 『どうしても家族の気遣いを思って感謝してしまう。身勝手な顕在意識を設定したはずなんだが。それで、こういう状態になるんだ。』


高次の自分が言う

『この世界で、利己的な悪を抱き参らせる仕事をするにはクリアしないといけないからね。』


私 『でも、妻と娘があの二人だから、難易度はぐっと上がるよ。愛情にあふれた人たちだもの』


高次の私 『そこを乗り越えないと。悪を抱き名要らせるには、その悪のことを十分に知らないといけないのは判っているね? で、かなり期待されてるからその分難易度は上がるのは仕方ない。時々こうやって相談しながら進めていくしかない。つらいと思うがやり切ってほしい』


私 『なんとかやってみる』



・・・疲れが溜まっているのか、居眠りしていたようだ。

仕方ない。今日のところは帰るとしよう。

それにしても変な夢を見た気がする。

机の上に缶コーヒーの空き缶があったはずだが、誰か片づけてくれたのか?

誰もいないはずだが、気の所為か?


<続>

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