何か変わるのだろうか?

私が現場労働者で、残業するかしないかは自分の都合よりも仕事の中身に左右される。
私の仕事では、7時間かかる反応はどんなに工夫をしても工夫しても7時間かかるし(反応時間を短縮するためにはいろんな反応条件を検討する必要がある。そのためにとんでもない労力をかけて実現するので『工夫』などと言うものでは無い)、その後3時間かかる処理をしなければ分解する(この部分は反応よりも比較的簡単に短縮可能であるが、あくまで『比較的簡単に』である)と言うものは、その時点では最低でも10時間かかる仕事である。当然ながら、残業は日常茶飯事である。

『電通の一件』以降、『残業=長時間労働の現況=悪』という印象操作があるように感じられる。その上でヤマト運輸の件があり、『働き方の改善』が話題になっているようであり、今年の春闘でも重要な論点のようである。

方向性自体は好ましい方向であるが、ヤマト運輸の件に関してはできる限り現場で働くドライバーさんたちの声が活きてほしいものである。どうしても歩合制な側面があるので、単に労働負荷の軽減を進められても、本音の部分では経済的な負荷になりかねないのではないかと思うのである。

私が置かれている立場においても残業が減れば楽ではあるが、目に見えて収入が減るのである。工場で働く友人の場合は3交代はしんどいが、それが無くなれば生活がしんどいのである。

現実的には、現場労働者の労働条件を議論するのは、比較的高収入のホワイトカラーたちであり、それが待遇の格差やねじれにつながっていると思うのである。
ヤマト運輸の件について、できることなら今年の春闘においては、ホワイトカラーの賃上げは後回しにしてドライバーを中心に固定給部分の大幅アップを願いたいと思うのである。

その思いの少なくない部分は、ときどき仕事の都合で配達時間に間に合わずに再配送で負担を増やしてしまう『すみません的な感情』に由来するのである。
だったら、『再配達させるな』ということである。
海より深く反省する次第である。
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